通貨の種類と特徴

FXの通貨ペアの種類と特徴を徹底解説

FX取引は、円はもちろんドルやユーロ、ポンドなど世界の通貨を使って取引をする投資商品です。
FXで取引可能な通貨の種類は非常に多く、どの通貨ペアが良いかわからないFX初心者の方も多いのではないでしょうか。

ここではFX取引で良く使う世界の通貨を中心に、各通貨の特徴や種類に関する記事を紹介しています。

一般的に取引がしやすいのはドル円、ユーロ円ですが、高金利通貨として人気が高いトルコリラや南アフリカランドなどに関する記事も紹介。

その他「クロス円」や「スプレッド」などFX取引を行う上で良く出てくる通貨に関する専門用語も初心者向けに解説している記事もありますので、参考にしてください。

通貨ペアの選び方とは!?

FX初心者に限りませんが、トレードする際の「通貨ペア」の選び方とは、ずばり「これから大きく値が動きそうな通貨」を探して取引することです。
FXは比較的短期のトレードが中心となるため、値が大きく動いてくれないことにはチャンスがありません。

例えば、重大な経済指標の発表が予定されている通貨ペアや、売りや買いがたくさん貯まっていてそろそろ値が大きく反転しそうな通貨などは狙い目です。
そのような通貨ペアを常に探しながら分析し、積極的に仕掛けることが、トレードで利益を伸ばす上で大切になってきます。

これからご紹介する各通貨の種類や特徴を理解しつつ、経済ニュースやテクニカル分析によってそのような通貨ペアを探してみましょう。

先進国通貨(人気通貨ペアはドル円)

ドル円

通貨ペアは先進国通貨と資源国通貨、新興国通貨などに分けられます。
その中でもドル円(米ドル/円)は日本のFXトレーダーの中で最も人気の通貨ペアです。

重要な経済指標発表時や午前10時前の仲値が決まる時などを除けば、他の通貨ペアに比べて比較的値動きも緩く、FX初心者にもおススメの通貨ペアといえます。

ドル円の値動きの特徴はずばり、アメリカの金融政策やクロス円の値動きに大きく左右されることです。
アメリカが自国経済を強くしたいとドル安容認や利下げといった金融政策が取れば、中・長期では円高ドル安方向へと動き、ドル円は下落基調となります。

また市場の暴落や政変などのネガティブ要因からリスクオフとなると、円が買われ、ドルが売られることになりますので、同じようにドル円は下落する傾向にあります。

ドル円は各FX会社のスプレッドが最も安い通貨ペアの一つなので、ユーロドルと同様にスキャルピングなど短期トレードにも向いています。

先進国通貨の中で、取引ボリュームが世界一なのは「ユーロドル(ユーロ/米ドル)」です。
ユーロドルの特徴は、米ドルと同様に決済通貨として世界でもメジャーなため、比較的長期のトレンドも出やすい点にあります。

また米ドルとの相関性が強く、市場が米ドル買い方向にもっていかれるとユーロが売られ、逆もまた然りという値動きを見せます。
ユーロは同じ欧州圏の経済で大きな影響力を及ぼすポンドとも相関しますので、「ユーロポンド」にも注目です。

そのポンドですが、「ポンドドル」も「ポンド円」も共に非常に値動きの荒い通貨が特徴です。

そのため儲けのチャンスが多く、スキャルピングなどの短期のトレード手法にも好都合な反面、相場を読み誤るとあっという間に大きな含み損をかかえることになるので、FX初心者の方は初めのうちは控えておくほうが無難です。

資源国通貨(人気通貨ペアは豪ドル、カナダドル)

豪ドル
資源国通貨の代表格は、豪ドル、カナダドルが挙げられます。
また資源国通貨ではありませんが、ニュージーランドドルも豪ドルの値動きとほぼ同じ動きを見せる通貨です。

資源国はその豊富なエネルギー資源を有することから、その値動きは原油などのコモディティ価格の値動きから大きな影響を受けます。

また、オーストラリアについては中国が資源の主要な輸出先の一つであるため、豪ドルは中国の経済指標から大きな影響を受けます。
かつては高金利通貨の一つであった豪ドルですが、年々政策金利を下げてきており、もはや高金利通貨とは呼べなくなっています。

カナダドルについては隣国アメリカとの経済的な結びつきが強いため、米ドルと似たような値動きをします。
そのため、アメリカの経済指標や金利政策からも大きな影響を受けています。

新興国通貨(人気通貨はトルコリラや南アフリカランド、メキシコペソ)

トルコリラ
新興国通貨の特徴は先進国に比べ、高金利通貨である場合が多いのが特徴です。
その理由としては、経済力が不安定でインフレ率が高く、慢性的な財政赤字を埋めるために政策的に金利を高く設定している国が多いためです。

特にトルコリラや南アフリカのランド、メキシコのペソといった通貨は非常に高金利のため、日本円との通貨ペアが人気です。
その理由は、これらの高金利通貨の場合、日本円との間で大きな金利差が生じるため、非常に高いスワップポイント狙いのトレードが可能となるためです。
特にトルコリラなどの場合、年間の金利換算で20%を優に超えています。

このスワップポイントとは預金金利みたいなものですが、預金と異なるのは、ポジションを保有している限り毎日受け取れるという点です。
ただし、値動きのほうも激しく、大暴落にもなりかねないほどのボラティリティリスクを秘めています。

高いスワップポイントと激しい値動きは高金利通貨の特徴となっているのです。
よってポジションを保有する際には経済ニュースなどに十分に注意してトレードすることが重要です。

尚、受け取れるスワップポイントはFX業者間で異なりますので、スワップポイントのランキング一覧などを参考にして業者を選ぶとよいでしょう。

FX取引の際は、主要通貨の種類や特徴を把握した上で、その日の中で値動きが大きくなりそうな通貨ペアを見つけてトレードしてみてください。

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