
FTX Japan(旧Liquid by Quoine)はFTX Japan株式会社が運営する暗号資産交換事業です。
バハマに本社を構えるFTXが日本の暗号資産取引所「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)」の親会社であるリキッドグループを買収し、社名が変更になりました。
また金融庁(関東財務局)から、暗号資産交換事業者として第一号登録(登録番号:関東財務局長第00002号)を受けている、暗号資産取引所です。
FTX Japanは世界でも大手の暗号資産取引所のFTXが日本在住者向けに設立した取引所になります。
ここではFTX Japanでの口座開設方法から実際の暗号資産の取引方法まで紹介します。
取引所名 | ![]() |
銘柄数 | 20 |
BTC最低購入額(販売所) | 0.0001BTC |
レバレッジ取引 | 2倍 |
日本円入金手数料 | 無料 |
公式サイト | https://ftx.com/jp |
目次
FTX Japanで実施中のキャンペーン
現在FTX Japanで実施されているキャンペーンはありません。新しいキャンペーンが開始され次第こちらに記載します。
FTX Japanの取り扱い仮想通貨
FTX Japanでは下記の20種類の通貨を取り扱っています。
ティッカー | 通貨名 |
---|---|
BTC | ビットコイン |
ETH | イーサリアム |
XRP | リップル |
BCH | ビットコインキャッシュ |
LTC | ライトコイン |
BAT | ベーシックアテンショントークン |
SOL | ソル |
FTT | FTXトークン |
DOT | ポルカドット |
ENJ | エンジンコイン |
OMG | オーエムジー |
DOGE | ドージ |
AVAX | アバランチ |
MKR | メイカー |
XLM | ステラルーメン* |
XEM | ネム* |
QTUM | クアンタム* |
IOST | アイオーエスティー* |
XTZ | テゾス* |
ETC | イーサリアム・クラシック* |
*パーペチュアル取引のみ
FTX Japan口座開設・登録手続きの方法
それでは、FTX Japanででの口座開設方法を紹介します。
これからFTX Japanで口座開設する方は、下記のいずれか1枚の本人確認書類が必要になるので、事前に用意するようにしましょう。
また本人確認の手続きに関して写真撮影も必要になるため、自宅などできるだけ周りに人がいない場所で手続きすることをおすすめします。
・運転免許証
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・在留カード
FTX Japanでアカウント作成から個人情報の入力
FTX Japanでの公式ページに飛ぶと、「無料口座開設」と書かれたボタンがあるのでクリックします。
新規登録画面にアクセスすると、まずアカウント作成に必要な「Eメールアドレス」と「パスワード」の入力を求められます。
パスワードには下記の全ての条件を満たす必要があるので注意しましょう。
・8文字以上である必要があります。
・小文字と大文字をそれぞれ少なくとも1つ含める必要があります
・0から9までの数字を少なくとも1つ含める必要があります
・[!@#$%^&*]から少なくとも1つを含める必要があります
その後「私はFTX Japanの利用規約に同意します」にチェックを入れて、「アカウントを作成」をクリックします。
また「Apple ID」や「Goolge アカウント」でもFTX Japanのアカウントが作成できます。
次に「FTX JAPAN 本人確認」の画面が表示されるので、名前や生年月日などの基本情報を入力していきましょう。
名前を入力する際は、ご自身の銀行口座の名義と同じであることを確認して入力しましょう。
続いて「個人情報」の入力です。
最初に国籍に関する質問があります。内容は次の3つです。
1.私は、外国の重要な公人、もしくはその親族ではありません。
2.私は日本以外に居住地国がないことを確約します。また、居住地国に変更があった場合、遅滞なく通知することを確約します。
3.私は、米国での納税義務がないことを宣誓します。
ほとんどの方は該当しないと思いますが、いずれかの質問に該当する場合は、FTX Japanでは口座開設ができません。
次に「電話番号」を入力します。
日本で使用している電話番号の場合、先頭の「0」は不要です。
電話番号を入力すると、右側の「コードを送信する」というボタンの色が変わるのでクリックします。
すると登録した電話番号に「SMS(ショートメッセージ)」が届くので、表示された「FTX認証コード」を「SMSコード」の欄に入力しましょう。
その後は住所を入力して、「次へ」のボタンをクリックします。
次に「財務情報」と「投資経験」に関する項目を入力していきます。
まずは「財務情報」に関する情報てです。
現在の「職業」や「収入源」、「年収」、「投資可能資産」、「投資目的」をそれぞれ記入します。
いずれも選択式なので、特に迷うことなく選ぶことができると思います。
次に「投資経験」の情報も入力してきます。
ここではFXや株など、暗号資産(仮想通貨)以外の投資経験についての質問です。
特に該当するものがなければ「なし」を選択して問題ありありません。
回答が終われば「次へ」をクリックします。
FTX Japanでの本人確認の方法
続いて本人確認の作業に移ります。
「本人確認」はスマートフォンを使って行います。ここまで入力作業を進めると、上記の画像のようなQRコードが表示された画面が出てきているはずなので、スマートフォンで表示されているQRコードを読み込みましょう。
QRコードを読み込むと、上図左のような画面に切り替わります。
株式会社Liquidの本人認証サービスを利用して「本人確認」を行うことが明記されています。
説明を一読して、最後までスクロールすると「同意して次へ進む」のボタンの色が変わるのでクリックします。
次に本人確認書類の撮影を行います。
FTX Japanで使用できる本人確認書類は下記の3つです。
・運転免許証
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・在留カード
今回は「マイナンバーカード」を使用して、本人確認をしました。
「撮影開始」をタップするとスマホのカメラが起動し、画面の指示に従って書類を撮影してきましょう。
書類の撮影が完了した後、自分の顔を撮影します。何枚か確度を変えて撮影する必要があるので、自宅などで手続きを進めることをおすすめします。
顔の撮影が完了すればFTX Japanでの口座開設に必要な申込の手続きは完了です。
FTX Japan側での「審査」が行われるので、しばらく待ちましょう。
審査が無事通ると次のように画面が切り替わるか「メール」が届くので、確認しましょう。
ちなみに筆者が口座開設の申込をした際は、自撮りが終わった申込完了から約30分で本人確認完了のメールが届きました。
以上、FTX Japanでの口座開設の方法を解説しました。
手元に本人確認書類さえ用意していれば、個人情報の入力から撮影まで15分程度完了します。
その後の審査も30分程度で終わるので、1時間もあればFTX Japanでの口座開設は完了できると思います。
日本でSOLを買うのには欠かせない取引所の「FTX Japan」で、取引を始めてみてはいかがでしょうか?
FTX Japanの二段階認証の設定方法
FTX Japanで「二段階認証」を設定する方法について解説していきます。FTX Japanに限らず、仮想通貨取引所を利用するのであれば「二段階認証」の設定は必ずしておきましょう。
まずFTX Japanにログインすると、画面右上に登録したご自身の名前が表示されていると思います。
名前にカーソルを合わせると、下に向かってメニューが表示されるので、そこから「設定」を選択してクリックします。
画面が「アカウントのセキュリティ」を設定する画面に変わります。
「二要素認証(2FA)」の項目をクリックします。
すると「AUTHY/GOOGLE 認証システム」「セキュリティキー(FIDO / U2F / YUBIKEY)」「SMS」といった選択肢が表示されます。
今回は2段階認証アプリを使った方法で、設定していきます。
「AUTHY/GOOGLE 認証システム」をクリックすると、画面に上図のようなQRコードが表示されます。「Google Authenticator」などの認証アプリで新規アカウントの設定を行って、QRコードを読み取りましょう。
すると読み取ったデバイス側に6桁の数字が表示されます。FTX Japanの画面で「Authy/Google 認証コード」の欄に表示された6桁の数字を入力し、送信のボタンをクリックすると二段階認証の設定は完了です。
FTX Japanの入金法方法
ここからはFTX Japanの入金方法について解説していきます。
日本の仮想通貨取引所は基本的に「日本円」と「仮想通貨」2つの入金方法がります。
今回も2種類の入金方法について順に説明していきます。
FTX Japanの日本円入金法方法
FTX Japanで仮想通貨を購入するために必要な日本円の入金方法について解説します。
日本円の入金手数料が必要な仮想通貨取引所も多いなか、FTX Japanの日本円の入金手数料は無料です。
まずFTX Japanの「ウォレット」ページにアクセスします。すると画面右上に「入金」と書かれたボタンをクリックします。
入金方法を選択するページに切り替わります。
「日本円」もしくは「暗号資産」での入金が可能です。今回は日本円を入金するので、「銀行振込」を選択します。
すると振込先の情報が表示されます。
FTX Japanの振込先はPayPay銀行のようです。表示されている「支店名」や「口座番号」などの情報を入力して、あとは希望する金額を入力して振込作業を行いましょう。
必ずFTX Japanの口座名義と同じ名義の銀行口座から振り込むようにしましょう。名義が違うと振込資金の返却などで、手数料が無駄になる場合があるので注意しましょう。
FTX Japanの暗号資産の入金方法
続いてFTX Japanに暗号資産を入金する方法について解説します。
日本円を入金する際と同様に「ウォレット」ページにアクセスして、「暗号資産」を選択します。
するとFTX Japanで取扱いのある一部の仮想通貨が一覧で表示されます。ここに表示されていない銘柄は、上部の検索欄に入力して調べると出てくると思います。今回は「ビットコイン(BTC)」を選択して入金してみます。
画面中央にFTX Japanのビットコインの受け取りアドレスが表示されます。表示されているアドレスをコピーして、送金元のウォレットの送付先に貼り付けて送るようにしましょう。
FTX Japanで暗号資産(仮想通貨)取引方法
それでは実際にFTX Japanで仮想通貨の取引をしてみます。
今回は、日本円でビットコインを買う取引をします。
FTX Japanにログイン後、まずウォレットのページにアクセスします。
すると上図のような自分の資産を確認できる画面に切り替わります。今回は事前に2,000円を入金しました。「残高」の項目には日本円、「評価額」はドルで表示されています。
画面右横に表示されている「販売所」で、日本円をビットコインに交換してきます。
「JPY(日本円)」の項目に金額を入力すると、どれくらいのビットコインと交換できるか自動で計算されて表示されます。
今回のケースであれば「1000円」で「0.00030379BTC」を買うことができます。
逆に「0.001BTC」欲しい場合など、買いたいビットコインの量が決まっている時は、「BTC」の欄に希望する数値を入力すると、そのビットコイン量を買うのに必要な日本円が表示されます。
購入金額とビットコイン量を確認して、「ビットコインを買う」をクリックすると購入は完了します。一度この「ビットコインを買う」をクリックすると、確認画面などは表示されず注文が執行されるのできちんと確認してクリックするようにしましょう。
購入の完了後ウォレット画面を確認すると、資産の一覧にビットコイン(BTC)が新たに追加されました。今回はFTX Japanで口座開設をして初めて販売所で暗号資産を購入したので、キャンペーンの1000円相当のビットコインも追加でもらえました。
FTX Japanアプリの使い方
暗号資産の取引をする際に欠かせないのがスマホアプリです。FTX Japanのスマホ専用アプリの使い方を解説します。今回はiPhoneを使ってアプリをインストールし、実際のアプリ上での画面の見方などを紹介していきます。
FTX Japanアプリのダウンロードからログイン
まず「App Store」にアクセスして、「FTX Japan」と検索します。すると下右図のような「FTX Japan」のアプリが表示されるはずなので、ダウンロードとインストールを行いましょう。
インストールが完了してアプリを開くと、上図右のようなログイン画面が表示されます。口座開設が完了している方は左の「サインイン」のボタンをタップします。もしまだ口座開設が完了していない方は右側の「登録」をタップして口座開設の手続きを済ませましょう。
まず画面上部の表示が「FTX Japan」になっていることを確認しましょう。FTXはグローバルな仮想通貨取引所で、アプリではアメリカ在住者向けのプラットフォームである「FTX US」になっている場合があります。「FTX Japan」でない場合はタップして変更できます。
その他のログインに必要な情報は他の仮想通貨取引所サービスと違いはなく、登録した「メールアドレス」と「パスワード」を入力してログインします。口座開設時に「Googleのアカウント」もしくは「Apple ID」で登録した方は、それぞれのボタンをタップして進めましょう。
FTX Japanアプリで暗号資産を購入する
ログインが完了すると、次のような画面を確認できるようになります。
基本的には画面下の「投資」・「ウォレット」・「もっと見る」をタップしてサービスを切り替えるスタイルになります。
「投資」では仮想通貨の売買から送金、日本円の入出金手続きも行うことができます。
「ウォレット」では現在の資産状況を確認できます。上部には、暗号資産と法定通貨の合計資産が表示されます。また暗号資産と法定通貨の表示切替も可能で、複数の暗号資産を保有する方にとっては見やすい設計になっていると思います。
「もっと見る」は、「ポートフォリオ」と「マーケット」の項目に分かれています。
「ポートフォリオ」では保有している暗号資産の情報を入力して資産の変動を確認できるようになります。画面下にある「+」ボタンをタップする画面に表示されていない銘柄を追加できたり、別の仮想通貨取引所と接続して保有している資産情報を表示させることもできます。現在はバイナンスなど海外の取引所のみ対応しているようです。
それでは最後にFTX Japanのアプリでビットコインを購入してみます。
画面下部の「投資」をタップして画面を切り替えて、「購入」をタップします。すると購入できる銘柄が一覧で表示されます。もし購入したい銘柄が見つからない場合は、「すべてのコインを検索」から検索することもできます。2022年7月26日時点でアプリとパソコンで購入できる銘柄に違いがあるので、アプリで購入したい銘柄が見つからない場合は、パソコンからアクセスして確認してみましょう。
購入する暗号資産が決まったら、最後に購入金額を入力します。
「手段」の表示がある箇所に金額を入力します。日本円で購入する場合は単位に「JPY」が表示され、もしビットコインなど暗号資産で購入したい場合は、「JPY」をタップすると切り替えることができます。
金額を確認して、あとは画面下の矢印ボタンをスライドするだけで暗号資産の購入は完了です。購入に関する再確認は行われないので、事前に購入する銘柄や金額などをしっかりと確認するようにしましょう。