FXで50万円をわずか9カ月の間に1,000万円にした方法とは?田畑昇人さんに聞くFXのトレード戦略

FX@外為比較ランキングが個人投資家の田畑 昇人さんにインタビューを実施。田畑さんは大学生の時にFXを始め、50万円を9ヶ月で1000万円にした実績を持つ個人投資家です。また田畑さんが運営する「 田畑昇人公式FXブログ」は、FXに関する有益な情報があるので、特にFXを始めたばかりの人にはおすすめです。今回の記事では、田畑さんがFXを始めたきっかけや現在のトレードスタイル、FX初心者の方に向けたアドバイスなどこれからFXを始めたい人必見の内容をお届けします。

FXとの出会い、大きな失敗から1,000万円を稼ぐまで

——田畑さんは大学生のころにFXを始められたということですが、どのようなきっかけだったのでしょうか?
田畑さん:FXを始めたのは2010年ごろのすごい円高時代でした。当時、流行っていたというのもありますが、すごい円高なので買っていればいつか上がるんじゃないかという理由で始めました。

あとキャッシュバックキャンペーンも理由の1つです。当時のキャンペーンはかなりお得で10万円入金して1回取引するぐらいで1万円がもらえるものありました。大学生で1万円稼ぐとなると結構アルバイトしないと稼げないじゃないですか?でも当時のドル/円のスプレッドは0.4銭とかだったので、40円払えば1万円もらえたんですよね。

——そこから9カ月後には1,000万円にしたのですか?
田畑さん:いえ。最初は20万円から初めて、キャッシュバックだけもらって辞めるつもりだったのが、1カ月でほぼ0円になってしまいました。そこからちゃんと勉強しないとダメだなと思い、自分なりにエクセルで計算したり、さまざまなことを試しました。
その後、50万円で再スタートしてから9か月で1,000万円にまですることができました。

——やはり、そう簡単ではないんですね。当時のトレードを振り返って印象に残っていることはありますか?
田畑さん:現在ではあまり使えないんですが、「五十日(ごとうび)」というのがあるじゃないですか。当時は、超円高なので日本時間は日銀の介入とかが怖いとかで、ドル円を70円台で売ってくる日本企業もそんなにないので、朝早く起きてドル円を買っていればとりあえず儲かっていたということがありましたね。

——当時を振り返って利益を出せるようになる前と今とでは何が変わったと思いますか?
田畑さん:FXを始めたころは超円高というラッキーな地合いだったために、日本時間にドル円を買うだけでいいという単純な戦略でした。その後、ファンダメンタルズを勉強し、FXがダメな時は他の金融商品にチャンスがあるかもしれないと気付いたことは大きいと思います。当時と今を比較すると、各金融商品のつながりに対する理解度の違いはあると思います。

あとはテクニカル分析を半分捨てたことも関係しているかもしれません。というのもテクニカル分析だけを使ってとてつもなく成功した人を知らないので、そもそもこの方法が間違っているんじゃないかという仮説を持っていました。そこで実際にいろんなインジケーターを捨てみましたが、正直何も困らなかったですね。

期待値の高さで変えるトレード手法

——現在トレードしている通貨ペアについて教えていただけますか?
田畑さん:通貨ペアは、ドルストレートです。なぜかというと、ドルストレートの方がテクニカルやオプション、オーダー情報が機能しやすい上に、きちんと流動性が担保されているという理由でドルストレートを好んで取引しています。

——当時はスマホだけでトレードしていたそうですが、現在はどのような環境でトレードされているのでしょうか?
田畑さん:今は9枚分のディスプレイを使ってトレードしています。というのも、今はFXだけでなく、株やゴールドなど先物といったいろいろな金融商品を見ているので必要なモニターが増えていきました。

——なるほど。FX以外の金融商品も取引されているということですが、それぞれのトレード割合などあるのでしょうか?
田畑さん:特に決めているわけではなく、その時の旬なテーマを主にトレードしています。FXでトレンドが出ている時はFXで、株価指数の方が動く場合は株の時もあります。

例えばドル円が1円下落するのに対して、日経平均はそれの2倍下落するんですよね。となると同額の証拠金でレバレッジが同じだった場合、日経平均を扱ったほうが資金効率がいいじゃないですか?そのため、自分の中で期待値が高いものを状況によって変えてトレードするスタイルです。

初心者の上達の近道は「とりあえずやってみる」

——これからFXを含む投資を始めようか迷っている人に向けてアドバイスをお願いします。
田畑さん:FXは少額からでも始められるので、投資に興味があるならまずは株よりハードルが低いFXをやってみるのがいいと思います。僕も最初20万円を飛ばしたように、株でもFXでも最初はだいたい上手くいかないことが多いです。どうせ上手く行かないなら失敗する金額は絶対小さい方がいいと思います。

あとFXを始めると、ニュースを読む習慣が身に付くようになります。例えば、リスクオフだから円が買われるといったような為替が動くさまざまな要因があって、そういったニュースに関心を持つきっかけとしてもFXは面白いと思います。

FX業者によっては5,000円からでも始められるので、すでに投資に興味がある方にとっては飲み会1回分でチャレンジできると思います。こういった環境はあるので、学ぶという意味でもとにかくやってみるのがいいと思います。

田畑さんが初心者におすすめするFX業者

会社名 取引単位 通貨ペア数 キャッシュバック 詳細へ
### 1,000通貨 24 最大39,000円
### 10,000通貨 20 最大30,000円

——まずは勉強してからFXを始めたいと考えている人もいると思います。田畑さんご自身の経験から上手くいった勉強法があれば教えてください
田畑さん:FXに関する本を読むのはいい方法だと思います。あとはリアルタイムじゃないと、この時にはこう動いたというのが分からないので、やはり実際にトレードをやってみるのが一番良い上達方法のだと思っています

あとデモトレードで勉強する方法もありますが、いくらデモで上手くいっても実際に自分の資金でトレードして失敗したら意味がないですし、やはりお金を出さないと真剣に勉強しないと思います。

——本を読むこともおすすめの勉強法の1つということですが、田畑さんご自身も2019年に「武器としてのFX」を出版されていますよね。今回の本は、どのような人向けなのでしょうか
田畑さん:いろいろな投資の本を読むと、「トレンドをフォローしろ」ということは繰り返し書かれていると思います。ただ、トレンドが起きる確率はだいたい20%ぐらいだと思っていて、トレンドを掴むためには、5回中4回は失敗しなければならないことになります。その間に資金が尽きてしまったら意味がないわけですよ。

そのためトレンドをフォローしたらいいのは分かるけど負け続けてしまった人や、トレンドフォローすることにつまずいている人にとって本書は有益な情報になっていると思います。最近の僕のトレードに対する考え方もまとめているのでぜひ読んでいただければと思います。

【プロフィール】
田畑 昇人(タバタ ショウト)
FX個人投資家。大学3年生からトレーディングを始め、わずか50万円を9ヶ月で1,000万円に。FXに出会って相場の世界に足を踏み入れたことをきっかけに個人投資家になる。

現在はFXだけでなく、株式投資・先物取引・CFD取引など幅広く投資対象を広げて活動。主に需給とファンダメンタルズ、そして相場のボラティリティに着目したトレードが得意。FXに関する書籍も出版をし、「東大院生が考えたスマートフォンFX」は10万部を超えるベストセラーとなる。

最新刊の「武器としてのFX」は、AmazonではFX書籍では異例の最高12位を記録、好評発売中。

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